日経平均の過去30年の値動きから上がる時期を探る
更新:2021/08/21
実際に、日経平均の過去データで検証してみます。
結論から
ただし、世界情勢によっては損切り判断を。
過去の日経平均の値動きは?
9月頃から年末にかけて、上昇の傾向がみれます。
※グラフ中の凡例をクリックすると表示・非表示が切り替わります。
「5月に空売り、9月に買戻しする」場合
空売りの場合、株価が下がってから買戻ししたときの差分が利益になります。
2021年は8月時点は2000円を超えて下げていますが、その他の年は上がっている年がほとんどです。
2021年は、新型コロナ、タリバン首都掌握、インフレ警戒等の世界経済の先行不安によって下げています。
よって「5月に空売り、9月に買戻し」の手法では、あまり利益が期待できません。
「9月に買い、5月に売る」場合
ほとんどの年が上がっていて、2020年9月に日経平均先物ミニの取引をしていれば1枚当たり約60万円の利益です。
2018年は、米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題の混迷など、世界経済の先行不安によって下げています。
2019年の2月~3月は新型コロナの世界的感染拡大が懸念されて暴落しました。
よって大きな懸念材料がなければ「9月に買い、5月に売る」の手法は、利益が期待できそうです。
しかし、グラフを観察すると1月あたりから株価が横ばいの年が多いため、12月に売って手仕舞いとするのもよいと思えます。
参考資料(別サイト)
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