各月の相場の特徴と過去の値動き
更新:2022/01/10
各月の「相場の特徴」と「過去の値動き」
新年度開始で期待感から向上しやすい
4月下旬になると3月期決算発表のシーズンで相場が荒れやすい
5月
5月は決算発表が終わり株価が下がりやすい
「セルインメイ(SELL IN MAY)」とアメリカではいわれている
6月
日本では6月はボーナスの時期となり、国内で売買が活発になる時期
7月
主総会や決算発表が終わると、情報が出尽くしたためか相場が停滞しやすい
8月
夏休みやバカンスに突入している時期のため、市場参加者が減って「夏枯れ相場」よばれる
9月
9月の株式相場を表す格言に「彼岸底」
FRBの会合で、年末に向けて大きな政策転換が起きやすい
国内では初旬に日経平均銘柄の入れ替え、月末は株式の配当・優待の権利確定もあるため株価が固い動き
10月
株価が乱高下しやすい
3月期決算企業の中間決算発表が集中
世界的に見ても年末にかけて株価上昇を期待して投資家たちが動き出しており、ここから上がると期待して買いが集中しやすい
11月
年末に向けての投信運用が活発になる
情報が出そろい、今年の好業績銘柄が判明すると、その株式を中心に上昇トレンド
11月最終週は12月への期待感から上昇トレンドが強くなり、11月最終週は全体的に株高となりやすい
12月
12月中旬をピークに活発な取引
12月は新規株公開(IPO)が多く予定されており、新興市場が活発
下旬になると機関投資家はクリスマス休暇
1月
最初の取引はご祝儀ムードで、株価が上昇する傾向があるが、それを見越した動きもある
海外投資ファンドは1月から投資運用を開始するので、1月の中旬から資金が流入しやすいが、 世界情勢によってはあまり資金が流入しない(相場の格言:「1月初めの大発会が安い年は1年を通じて荒れやすい」)
2月
12月に上昇トレンドに入り、1月で利益確定をした結果、2月は相場があまり動かなくなる閑散期
3月期決算に向けて、中間決算発表で注目を集めた企業に対してまた注目や人気が集まる時期
4月から12月までに色々な情報が出そろっている分、投資家たちの判断もシビアとなり、投資を始めたばかりの初心者が売買すると損をしやすい
3月
日本は3月末を本決算日にしている企業が多い
3月まで保有して売り抜く投資家は珍しくない
機関投資家の決算日でもあるため、少しでも運用成績を良くするために自ら株を買って株価を上げるドレッシング買いも多発
12月の上昇トレンド、1月で利益確定し、2月で底まで下がってから3月で上昇して落ち着くという一連の流れが起きやすい時期
参考資料(別サイト)
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